分からないこと、気になることがスマホ1つで誰でも簡単に手に入れることができるようになったこの時代、あなたの頭の中は情報でいっぱいになり、自分で考えるための容量が空いていないのではないでしょうか?
そんなこの時代に今からでも簡単にできる思考整理法を本書から3つだけ抜粋して紹介します。
『思考の整理学』
著:外山滋比古
出版社:筑摩書房
発売日:2024年2月10日
ジャンル:自己啓発
朝飯前

皆さんは夜寝る前に書いた手紙を次の日の朝に読み返して「なんでこんなこと書いたんだろう」と恥ずかしくなったり、前日の夜に名案だと思っていたことが翌日の朝、「なんだこれ」と昨晩の自分を疑ってしまったことが1度はあるのではないでしょうか。
私は最近このような出来事がありました。朝起きた時は「よし、今日も将来のためにやってやるぞ」と気合十分だったのですが、夜になると「なんでこんな生活。。自分だけ。。」と朝と人が変わったように考え方がネガティブになっていました。
あくまで私の経験上ですが、これは「日中何をしたか」の行動も思考に関わるのではないかと思いました。その日は寝たきりの愛犬の面倒を見る日で1日中外に出られず家にこもっていました。
反対に日中仕事をしたり、自分の好きなことをした日は充実感もあり、ネガティブな感情にはなりにくい気がします。
『脳のゴールデンタイム』という言葉を聞いたことがありますか?
『脳のゴールデンタイム』
朝起きてからの2〜3時間は脳が最も効率よく働く時間帯。この時間帯は睡眠中に記憶が整理されるため集中力が高まり、やる気や思考力も高めるため、学習や仕事に最適な時間
朝の頭はそれだけ能率がいいので、朝になるべく多くのことをしてしまいたいと思いますよね。
そのためにどうすればいいか。
→”朝食を抜く”
なぜ朝食を抜くことがいいのか。
→消化には体に負担がかかる。消化のために血液がとられて頭がぼーっとするのを避け、脳に血液を送り、集中力を保ったまま作業ができるから。
「人生を変えるモーニングメゾット」の著者であるアメリカのベストセラー作家であり起業家であるハル・エルロッドは「朝食は軽ければ軽いほど良い」と言っています。朝食は食べたほうが良い。という人は軽いもので済ませるか、朝のタスクを終えた後に食べると良いと思います。
私は朝ごはんを食べず、仕事前に自分の時間を1時間作るようにしています。
記録法

読書をした時、何かアイディアが思いついたとき、どうやって記録していますか?
カード法(読書の記録)
①カードを準備し、目的とする本を読む。
②これはと思ったところをカードに書く。
③本の名前とページを忘れずに記入。(あとで分かるように)
④頭のところに見出しをつける。(内容を簡潔、的確に示す見出し)
⑤カードの整理(項目ごとに分類しておくと後ですぐ参照できる)
ポイント
・長い文章でも、ごく肝心なところだけを抜き書きする。
・カードの大きさは統一しておく。
これはベストセラー作家であるライアン・ホリデイが実際にやっている方法です。彼は会話の中で何も見ずに、読んだことのある本から例を引っ張っています。それほど記憶に定着しているということです。
私は1度読んだ本の内容を聞かれても答えられません。つまり記憶に定着しておらず、読書という行為が無意味になっている状態でした。
解決するため、この「カード法」を実践し始めました。本3冊分のカードができました。項目ごとに分けることで、今自分が直面している課題のヒントを手っ取り早くこのカードから取り入れることができるため、今の所役に立っていると感じます。
これもカードを書いて満足するのではなく、継続して実践することに意味があります。
私はダイソーに売っている160枚入りのカードを活用しています。
サイズもいいサイズで大容量でこの値段なのでとても経済的に始められます。
これは私のお勧めの記録法です。本書では思考の記録法も紹介されていますので、気になる方は是非読んでみてください。
忘れる

記憶を整理することは忘れることだと言います。
勉強し、知識を習得する一方で、不要になったものを、処分し、整理する必要がある。何が大切で、何がそうでないか。
これを実践するのは簡単ではないと思います。なぜなら私たちは「忘れないように」と教育されてきたからです。
ここでは忘れるために実践できることを紹介します。
忘れ方
①散歩
歩くことで血の巡りが良くなり、さらに散歩中は他のことができないのでぼーっとすることができる。
30分では頭の整理がされていないので、血の巡りが良くなる40〜50分が適切。
②お風呂
全身の血の巡りも良くなり、リラックスできる。
③休み時間
授業と授業の間の休み時間は忘却にとって大切な時間。
同じことをやり続けるのは頭にとっては良くない。適切に休み時間を設けて別のことをする。
汗を流すことが忘却法として効果的であるそうです。
日中ぼーっとする時間はなかなか作れないと思います。特に現代は暇ができたらスマホを見る人がほとんどだと思います。そのスマホを見る時間をぼーっとする時間にあて、1〜3の方法を実践してみて自分に合った忘却法を探しましょう。
以上私が抜粋した3つです。
本書は内容が難しいと感じましたが、実践できることは分かりやすく書かれています。
紹介した以外にも実践できることがたくさん記載されているので気になる方は是非手に取ってみてください。
情報社会となった今、どう自分の頭を整理していくか。そのヒントをくれる1冊です。

